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座布団丸洗いしちゃって大失敗の巻

うちの座布団は古い。
私のお嫁入り道具なんだから。

祖母と母の手作りである。
座布団だけでなく布団類全て母がミシンがけして祖母と二人で綿を入れ作ってくれた。

布団は昔は綿の打ち直しをして作り直したものだ。
祖母が我が家に来て夫の下宿時代の布団をまとめて打ち直しに出して(その頃はまだ植物が少なくて広かった)庭でシートを敷いて新しい布団を作ってくれたこともある。
布団作りは家の中では出来ない。
凄い綿埃が舞うから。

その布団も敷きはムアツとか整圧、掛けは羽毛布団などに変わってきた。
でも、昔の布団の綿は何度かの打ち直しや布団の丸洗い(業者に出す)によって今も客用として重宝している。


座布団はカバーを掛けて使ってたからカバーの洗濯は頻繁に。
ところが中身の座布団そのものが凄い年代物のせんべい布団になってる事に気がついた。

座布団は我が家ではなくてはならないものである。
何をするにも座って座椅子で炬燵派だし、そのまま座布団を二つ折りにした枕で昼寝派だし。
テレビを見るのもごろ寝姿勢が多いし。

孫が産まれてオムツや服を替える時も座布団をテーブルや炬燵の上に置いてそこに赤ん坊を置いた。
寝返りを打つようになる前はベビーベッドより座布団に寝せてることが多かったかな。

息子のお嫁さんが「座布団がとても便利だからいただけますか?」と。
「もちろん、いいわよ」。
ほんとに偶然だけど娘も「座布団もらえない?」と言ってきた。

うちにこんなに沢山要らないからカバーは好みのを自分で買ってねと言ってそれぞれにあげた。
お嫁さんも娘も今私と同じように座布団を使っている。
それぞれがモダンな柄のカバーを掛けて。

そんな光景を見てこの座布団の歴史を思い出したわけだ。
これはいっちょ、洗ったがいい。
まず、私がお手本をみせよう。

浴槽の中でつけ置きドライ洗剤用液につけ、足で踏んで押し洗い。
黒い液になった。
それが澄んでくるまで水を替え押し洗い。
そして足で踏んで水を切り、浴槽の縁にしばらく掛けて更に水を切れるだけ切り、ベランダに干した。

乾いてくるにつれて「ンギャあ~」
せんべい布団を通り越して板みたいに硬くなった。
昼寝の時、どうしよう・・・
二つに折れない。
しかも、生地の縫い目の糸が切れて綿(の板)が飛び出した。

4枚洗って、あと4枚残ってる。
洗ってないのは程よく圧縮しててほんとに使いやすい。
作りたての頃はパンパンのフカフカ座布団で二つ折りにするにはそれはそれで無理があったような・・・?
これが40年(?)の歴史の価値であり重み。

夫がいう。
「みんな集めて打ち直しして、座布団を15枚作って分けよう。
そしてやっぱり買い足すのは綿100%のわたがいい。」

私は思う。
「ネットで真新しいのを買った方が安いよ・・・・」


2度目の(?)梅雨明け
昨日夕方犬の散歩の時、雲の動きに見とれた。
カメラを持たないから写真はないけど
低いところを薄い雲が凄い速さで飛んでいった。
最初、「煙?  まさか・・・」と思ったくらいまるで手の届きそうな空だった。

雨よりはお日様が好きなバラ。

雨にもめげず咲いたバラも
ヒュイリートウ.jpg
ファウンドチャイナ  ヒュイリートウ

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葉っぱがないよ・・・・状態だけど
ティー  パパゴンティエ

一日経ってにぎやかに
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ノワゼット  エメヴィベールブッシュ
つるのエメはまだ咲かない。


大切に大切に見守ってきたヤマアジサイ
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これは正面から

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ちょっと花を裏返すと染まらない部分が多い。

紅デマリ.jpg
南真正面から見ると素晴らしい秋色アジサイ。

元々の花を載せなくては真の価値は分からない。
これは紅テマリ
紅デマリ.jpg
6月の上旬に撮った花。
江戸時代から知られた古典アジサイ。
ヤマアジサイとしては大きい。
「紅テマリ」という名前は後世の命名じゃないかと思うけれど、江戸時代からこの色変わりを楽しんでいたと思うと日本人は植物の観察は粋だと思う。


アジサイではないよ
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これは宿根のフロックス。
真っ白だけが残った。
まあ、ここには他の色は要らないのだけどね。
と思ってたから消えたのかな?
ピンクのフロックスたちは。



そしてこれからが見所のタマアジサイ

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こんな小さな蕾から始まった。

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玉の蕾が大きくなって苞が裂け始めて。
蕾の下の方にアオバハゴロモが留まっている。
これも困った昆虫なのだけど、なんか憎めない

s-庭090728a003.jpg
はがれた苞が葉っぱの上に乗ってる。
桜貝のような・・・とまでは言わないけれど苞の内側は白くて美しい。


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まだ苞がついてるけど、ずいぶん大きく開いてきた。
とても楽しみな九重タマアジサイ。
















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