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薔薇作業とテレビ

新年になってから、バラの剪定と誘引に励んでいる。

自分の右腕ともいえる鋏を使ってひたすら切る。
切って切って切って、落とした枝は袋詰めする。

つる性のものは背伸びをして、届かないのは脚立にのってアーチに留めていく。
自分の手にあまるものは無理せずダンナに頼む。

焦らずゆっくりゆっくりやってるつもりだけど、この作業が年々辛くなってる。
腕は痛くなるし、首を痛めたり。
背筋も。
あ~あ 歳だな・・・

アーチに絡ませてあったものでも、返り咲きや四季咲きのは一昨年あたりから手の届く高さに切り詰めた。
いくらか楽になった?
でも、一年間に伸びること伸びること。
もっと広がって咲きたいだろうにね・・・ごめんよ。

後残るのはプロスペリティ。
まだ結構咲いてるのでどうしようかと・・・
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作業の間の気分転換に寄せ植えを作った。

スリットバスケットへの植え込み
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楽しい作業は時間が経つのが速い。
作業台の前で突っ立って、寒風に吹きっさらされながらでも平気なのだから呆れる。

そう言えば、昨年暮れに作ったリースの寄せ植えはギャザリングというらしい。
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これ!
ギャザリング~素敵な響き。
淡い色の小さな花ばかり使ったギャザリング作ってみたい。

昨年暮れから雨が降らない。
からっからの庭で
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ほぼドライみたいになったアリッサム
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疲れ果てて夕食後はグデ~とテレビ三昧。
録りだめた番組を片っ端から。

とってもよかったのが、NHKBSの「神様の木に会う~日本巨樹の旅」

山梨県の北杜の樹齢2000年の山高神代桜に始まり、樹齢1000年~2000年以上の神の宿る巨木たちの紹介。


鹿児島の蒲生の樹齢2000年の大くす
楠の巨木の中は腐ってがらんどうなのだ。
表面の皮だけが生きて水を吸い上げていると。

中には櫓のようなものが組み立ててある。
幹の中のはしごを登っていくとてっぺんに青空がのぞく、ああ言葉もない。

 
青森の北金ケ沢の樹齢1000年の大いちょう
いちょうの木には気根が伸びるって知らなかった。
垂乳根のいちょうの迫力。

香川県の志々島の大くす、樹齢1200年
折れた枝(といっても巨木だけど)が皮一枚で繋がって生きて、その先に根を張り葉を繁らせている凄さ。
樹木医も想像できなかった奇蹟だそうな。

そうして、私でも知っている屋久島の縄文杉、樹齢2000年以上!
ああ~行きたい、見たい。

縄文杉にたどり着くまでにたくさんの樹齢2000年以上を全うできなかった屋久杉の切り株がある。
豊臣秀吉とか時の権力者が切り倒させたという。

縄文杉が残ったのは良木ではなくどこにも使える箇所がなかったから~ほんと?
不細工でよかったねえ・・・

樹齢数千年の屋久杉が寿命を迎えると一瞬で倒れるのだそうだ。
森の管理にくる職人さんが夕方帰る時はそこに普通にあったのに、翌朝来たら崩壊してたと。
なんという豪快な一生!

もう感動感動の2時間だった。
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erena

バスケット素敵!
そのままポスターかカレンダーでお部屋に飾りたい感じです♪♪
ギャザリングも!好きな花や葉を好きな場所に置けるようで
アレンジや花束と通じる感じしました。
作っていてもでしょうが 拝見していてもワクワクします♪
あー見れば見る程素敵ですっ!


by erena (2019-01-13 13:17) 

ななこ

erenaさん
ありがとうございます!
ギャザリングもバスケットも全くの独学でつくりました。
基本はアレンジや花束と同じですね。
手元でブーケを作って植え込む、です。
どんどん作りたくなって困ります。

by ななこ (2019-01-24 23:06) 

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